MASS-kobo model 266 Vs. Rycote USM
製造をお願いしていた工場が閉鎖されたため在庫限りで販売を終了するサスペンションホルダー model266に代わるものとしてイギリスのRycote社製のサスペンションホルダーを取り寄せ、テストしてみました。
Rycote社のUSMは水平、垂直でマイクの重量の使用限界が決まっていて、かなり細かいデータが公表されている珍しい製品です。
ネジで固定する独特な構造でマイクの直径15mmから55mmまで使用可能、経年変化で延びてしまうゴム紐ではなく特殊なプラスチックで出来たバネでマイクを浮かす物で、日本ではガンマイク用のサスペンションホルダーが有名です。
テスト方法はマイクのテストに使っている半無響室の中心にストレートスタンド→トモカ電気さんで売られているST2というステレオアーム→左にマス工房のmodel266、右にRycoteのUSM→ベストマッチペアのmodel255の順で取り付けて床をドンと蹴ってその音をマス工房のマイクアンプmodel330−T(トランス入り)を同じレベルで増幅、FOSTEXのFR−2で44.1KHz16ビットで録音。
<サスペンションテスト音>sustest.wav 3.32M
SoundForgeのメーターで見てみるとmodel266よりRycoteのUSMの方が3dBくらい音が大きいです。
今更ながらmodel266の衝撃吸収性能に驚かされます。
それでも使わない(マイクに付属のホルダーのみ)よりはかなり低減されているのでmodel266の後継はこのUSMで決定です。
(写真は販売するUSM−LではなくUSM)